豚と真珠



「げ、今日委員会じゃん。」


「亜衣、委員会やってたの?」


「うん、なんか進路に役立つからって。


何故か先生にめっちゃ泣かれた。」


そういうことか。


亜衣の成績はお世辞にも良いとは言えない。


授業中は寝てばかりだし、提出物は出さないし。


そしてテストは赤点ギリギリ。


そのくせ一度も追試には引っ掛かったことがないらしい。


そんな亜衣に委員会をやらせておけば、何か書ける。


先生はそう言う意味で亜衣を委員会に入れたのだろう。


当の本人は全く気づいていないみたいだけど。