笑いながら言ってくる綾辺くんに軽く殺意が沸く。 『だからさ、お前、お見舞いに行けよ! 今日隼人の家族誰もいねーらしくてさ!』 「え、でも家知らない…」 『送るよ! じゃあ、行ってやれよ!』 私の返事も聞かずに電話を切られた。 少しマナーがなっていないようだ。 切られてすぐに、住所と地図が送られてきた。 ここからそう遠くない。 綾辺くんの助言にしたがい、私は隼人の家に行くことにした。 その前にいろいろと材料を買った。