豚と真珠



「深山声大きすぎ。」


「あ?


おー、おはよう、隼斗!」


呆れ顔で亜衣に話しかけたのは、隣の席の桜井隼斗(サクライハヤト)


一見黒髪で真面目に見える彼だが、実はおへそにピアスを開けているらしい。


亜衣が顔を歪めながら言っていた。


「おはよう、江藤さん。」


「どうも…」


私はどうもこの人が苦手だ。


桜井くんはいつも人の目をまっすぐ見てくるから。


今日もいつも通りバッチリ目があった。