「と、言うことで…付き合うことになりました。」


朝、教室に行くとすぐにチャイムがなってしまい、亜衣に話すことができなかった。


そのままずるずると昼休憩まで報告できず、ようやく今話した。


亜衣と綾辺くんは口を大きく開けて聞いていた。


誰がどうみても驚いてる…


「お、おめでとう!!」


先に祝福してくれたのは綾辺くん。


亜衣はまだ口を開けていた。


そして、ハッとしたように私を見て、桜井を見た。