豚と真珠



「好きだから、付き合って。」


「え、でも…え、私?!」


これは夢かもしれない。


きっとこの後美奈の悲鳴が聞こえてくるはず。


しかし、どれだけ待っても美奈の悲鳴は聞こえてこない。


「ずっと好きだった。


中学2年生の時から…」


「なんで!?」


私と桜井は中学が違う。


思い出す限り、桜井と会った覚えはない。