ぽかぽかと日光が暖かくて、眩しい。
風はちょっと涼しくて、私の髪を靡かせる。
その風に木の葉が音を立てる。
どれだけ眠っていたんだろう…。
ぼんやりとわたしは目を開ける。
ちょっと傾いた視界に眩しく太陽が目に映った。
「んっ……」
軽く伸びをして、隣を見ると真宮が同じように寝ていた。
真宮のサラサラな髪が風に揺れていた。
あ、意外と睫毛長いんだ。
顔も割と整っているとは思ってたけど、こんな至近距離で見るのなんて初めて…。
でもピアス、つけてるし…。
透明だから一見、わかんないんだよな。
なんかわたしより真宮の方が不良じゃない?
そんなことを考えていると真宮が目をさました。
「……西嶺…?おはよう…」
近くで聞こえる声になんだかドキッとした。
「お、おはよう」
肩、触れちゃってるし、顔も近すぎる…。
なんだろう、意識しちゃう。
「結構、ここにいたと思わない?ほら、もうこんな時間」
と、スマホをこっちに向けてきた。
示す時間は14:47。
てことは、もう6時間目…?
「…うわ、まじか!」
でも、いっか。
十分、寝れたし。
いつもサボって寝る時は一人だけど二人って新鮮。
「どうする?荷物取って帰る?」
「あー、うん。そうしよ」
今から授業出たってどうせ単位無いし。
きっと欠席扱いだし。
教室は誰もいなく、黒板に『次、体育!!』と日菜の字が書かれていただけだった。
じゃあ帰ってもいいよね…?
「西嶺終わった?かえろ」
ん?それって一緒にってこと?
こいつ、マジでわかりにくい……。
と思いつつ外まで出ると、真宮は自転車を押しながら来た。
徒歩のわたしに合わせてくれているみたい。
でも家まで送ってくれなくてもいいからね…?
わたしの家の近く、変な店ばっかだし。
普通の高校生ならきっと近寄らないはず。
「もう大丈夫!!うち、すぐそばなの!」
真宮の自転車の前まで回り込み言う。
「え?あぁ、この辺なんだ」
一瞬、驚いた様な表情をした。
そしてこのいかがわしいような店のある通りを見渡した。
うわ!
もっと早く止めればよかったんだ!!
でも本当に、すぐそばのマンションなんだよね…。
「うん、そうそう!あの、白っぽいマンション!」
早口で家を指差す。
そんなわたしに苦笑いで
「へぇ。そうなんだ…。じゃあ、また明日」
と言い、自転車に跨った。
「うん!送ってくれてありがと!ばいばい!!」
と手を振ると、振り返してくれた。
そのままどんどん遠ざかる姿を見送って、家に入った。
あーあ、絶対引かれたよね。
だって普通、こんな通り来る?
ほとんどお酒飲む店ばっかだし。
その他もアレな店しかないし…。
このマンションだって、同じくらいの学生なんて見ないし。
この通りで働く人が住んでるだけ。
だからちょっと派手目なお姉さんとかギラギラしたお兄さんとか…。
あとよくわかんない強面な人もいる。
まぁこの通りでバイトするわたしにとっては都合良い家ではあるけど…。
ここで一人暮らしは不安だったけど同じお店の人もいて、十分な生活はできているし。
高校生で一人暮らしなんてリッチなんて思われがちだけどバイト三昧、カツカツな生活だし。
カフェとかコンビニとかじゃ生活費と学費払うのには足りないくらい。
だからキャバクラで働いている。
両親からの仕送りとかも無いし、本当に大変だけど…。
時々来てくれる、隣に住むアカネさんがくれる食料は本当に大事なんだ。
今でもわかんないことだらけのわたしに色々教えてくれるし。
なんて考えているとお腹が鳴った。
そうだ、わたしお昼食べてなかった。
ご飯食べたらすぐにお店に向かわなきゃな。
「……よしっ」
気合を入れてフローリングから立ち上がった。
風はちょっと涼しくて、私の髪を靡かせる。
その風に木の葉が音を立てる。
どれだけ眠っていたんだろう…。
ぼんやりとわたしは目を開ける。
ちょっと傾いた視界に眩しく太陽が目に映った。
「んっ……」
軽く伸びをして、隣を見ると真宮が同じように寝ていた。
真宮のサラサラな髪が風に揺れていた。
あ、意外と睫毛長いんだ。
顔も割と整っているとは思ってたけど、こんな至近距離で見るのなんて初めて…。
でもピアス、つけてるし…。
透明だから一見、わかんないんだよな。
なんかわたしより真宮の方が不良じゃない?
そんなことを考えていると真宮が目をさました。
「……西嶺…?おはよう…」
近くで聞こえる声になんだかドキッとした。
「お、おはよう」
肩、触れちゃってるし、顔も近すぎる…。
なんだろう、意識しちゃう。
「結構、ここにいたと思わない?ほら、もうこんな時間」
と、スマホをこっちに向けてきた。
示す時間は14:47。
てことは、もう6時間目…?
「…うわ、まじか!」
でも、いっか。
十分、寝れたし。
いつもサボって寝る時は一人だけど二人って新鮮。
「どうする?荷物取って帰る?」
「あー、うん。そうしよ」
今から授業出たってどうせ単位無いし。
きっと欠席扱いだし。
教室は誰もいなく、黒板に『次、体育!!』と日菜の字が書かれていただけだった。
じゃあ帰ってもいいよね…?
「西嶺終わった?かえろ」
ん?それって一緒にってこと?
こいつ、マジでわかりにくい……。
と思いつつ外まで出ると、真宮は自転車を押しながら来た。
徒歩のわたしに合わせてくれているみたい。
でも家まで送ってくれなくてもいいからね…?
わたしの家の近く、変な店ばっかだし。
普通の高校生ならきっと近寄らないはず。
「もう大丈夫!!うち、すぐそばなの!」
真宮の自転車の前まで回り込み言う。
「え?あぁ、この辺なんだ」
一瞬、驚いた様な表情をした。
そしてこのいかがわしいような店のある通りを見渡した。
うわ!
もっと早く止めればよかったんだ!!
でも本当に、すぐそばのマンションなんだよね…。
「うん、そうそう!あの、白っぽいマンション!」
早口で家を指差す。
そんなわたしに苦笑いで
「へぇ。そうなんだ…。じゃあ、また明日」
と言い、自転車に跨った。
「うん!送ってくれてありがと!ばいばい!!」
と手を振ると、振り返してくれた。
そのままどんどん遠ざかる姿を見送って、家に入った。
あーあ、絶対引かれたよね。
だって普通、こんな通り来る?
ほとんどお酒飲む店ばっかだし。
その他もアレな店しかないし…。
このマンションだって、同じくらいの学生なんて見ないし。
この通りで働く人が住んでるだけ。
だからちょっと派手目なお姉さんとかギラギラしたお兄さんとか…。
あとよくわかんない強面な人もいる。
まぁこの通りでバイトするわたしにとっては都合良い家ではあるけど…。
ここで一人暮らしは不安だったけど同じお店の人もいて、十分な生活はできているし。
高校生で一人暮らしなんてリッチなんて思われがちだけどバイト三昧、カツカツな生活だし。
カフェとかコンビニとかじゃ生活費と学費払うのには足りないくらい。
だからキャバクラで働いている。
両親からの仕送りとかも無いし、本当に大変だけど…。
時々来てくれる、隣に住むアカネさんがくれる食料は本当に大事なんだ。
今でもわかんないことだらけのわたしに色々教えてくれるし。
なんて考えているとお腹が鳴った。
そうだ、わたしお昼食べてなかった。
ご飯食べたらすぐにお店に向かわなきゃな。
「……よしっ」
気合を入れてフローリングから立ち上がった。
