対照的だと思ってた

家に戻って食べ物を冷蔵庫にしまう。


こんな作業をわたしがしていると、同棲しているみたいだなって思った。


亮とわたしならどっちものんびりしているから合うのかな。


あ、でもどっちも朝が弱いのか。


それは駄目だね。なんかあっても寝過ごしちゃう。


最後にみかんゼリーを入れると全てしまい終わった。


「亮、終わったよー」


「ありがとう。なんか食べていい?」


と微笑みながら冷蔵庫を開ける。


「いいよ。全部亮が買ってくれたんだし。この家に住んでるのも亮だもん」


「そうだね。一緒に住んでるみたい」


「あ、それわたしも思ったの!」


ソファに二人で座る。


隣でパンとコーラを食べていた。


わたしはサンドイッチをひとつ袋から取り出す。


「そうだ、えるの話聞かないと」


ふと思い出したように亮がこっちを向く。


「そうだよ。そんな素敵な話じゃないけど、亮には教えてあげる」


わたしがそう言うと持っていたコーラをテーブルに置いた。


「じゃあ聞かせてもらうね、えるの秘密」


一つ深呼吸をして、生まれてから今までのことを話す。