コンビニに行くだけだし、と上は黒のTシャツに下は学校のジャージ。
とことんラフな格好で財布とスマホ、鍵だけを持って家を出る。
雨が降ってると、ここの通りはより一層、不気味に感じる。
明かりはあるけど人通りは少ない。
早く行こう…。
小走りでコンビニに向かった。
男子に出す物、とはいえ料理はできないし…。
どうしよう。
料理なんて作らないからいいやって冷凍食品ばっかり食べてた。
買ったのは結局、飲み物とケーキふたつ、お菓子にパン。
家にある野菜とかではご馳走を振る舞うほどのものがないし。
まぁ、いっか…。
レジは同い年くらいの男子が打っていた。
やっぱり普通はコンビニでバイトだよね…。
「ありがとうございましたー」
コンビニを出て、スマホを確認すると18:27だった。
真宮からは
『本当にごめん、18時過ぎそう。でも必ず行くから!』
と30分前にメールが来ていたみたい。
見てなかった!最悪!!
来てくれるだけで嬉しいから平気だけど。
『大丈夫。わたしも今コンビニから帰る!待ってるね!』
と返しておいた。
やっぱりちょっと肌寒い。
急ぎ足で家に向かうと、マンションの側に車が止まっていた。
来るときはなかったのに。
真宮なら歩きか自転車だろうし、車じゃないよね?
どこかのお店の車?
誰も乗ってないし。
あ、でもちょっと高級そうかも。
ふとスマホをポケットから取り出した瞬間。
「…きゃっ…!?」
店と店の間の路地に引きずり込まれた。
ガッチリと腕を上にひとまとめにされてしまった。
どうしよう、誰か助けを呼ばないと…!
「やめてっ!誰か助け、」
「うるせぇよ!」
ばちんっ!
強烈な拳が左頬に入って、その反動で横に倒れる。
「いいから、黙ってろ」
ぐっと壁に押し付けられて逃げ場を失った。
見る限りでは男ひとり。
仲間は見当たらない。
帽子とサングラスで顔は見えないが、若くはなさそうだ。
「誰ですか。これって犯罪ですよ!?」
「君は高校生だったんだね…。店で見たときから若いとは思ってたけど…」
にやにやとしながらわたしの頬を撫でてきた。
「あぁ。叩いちゃってごめんね、腫れちゃったね…」
「は、離してください」
とことんラフな格好で財布とスマホ、鍵だけを持って家を出る。
雨が降ってると、ここの通りはより一層、不気味に感じる。
明かりはあるけど人通りは少ない。
早く行こう…。
小走りでコンビニに向かった。
男子に出す物、とはいえ料理はできないし…。
どうしよう。
料理なんて作らないからいいやって冷凍食品ばっかり食べてた。
買ったのは結局、飲み物とケーキふたつ、お菓子にパン。
家にある野菜とかではご馳走を振る舞うほどのものがないし。
まぁ、いっか…。
レジは同い年くらいの男子が打っていた。
やっぱり普通はコンビニでバイトだよね…。
「ありがとうございましたー」
コンビニを出て、スマホを確認すると18:27だった。
真宮からは
『本当にごめん、18時過ぎそう。でも必ず行くから!』
と30分前にメールが来ていたみたい。
見てなかった!最悪!!
来てくれるだけで嬉しいから平気だけど。
『大丈夫。わたしも今コンビニから帰る!待ってるね!』
と返しておいた。
やっぱりちょっと肌寒い。
急ぎ足で家に向かうと、マンションの側に車が止まっていた。
来るときはなかったのに。
真宮なら歩きか自転車だろうし、車じゃないよね?
どこかのお店の車?
誰も乗ってないし。
あ、でもちょっと高級そうかも。
ふとスマホをポケットから取り出した瞬間。
「…きゃっ…!?」
店と店の間の路地に引きずり込まれた。
ガッチリと腕を上にひとまとめにされてしまった。
どうしよう、誰か助けを呼ばないと…!
「やめてっ!誰か助け、」
「うるせぇよ!」
ばちんっ!
強烈な拳が左頬に入って、その反動で横に倒れる。
「いいから、黙ってろ」
ぐっと壁に押し付けられて逃げ場を失った。
見る限りでは男ひとり。
仲間は見当たらない。
帽子とサングラスで顔は見えないが、若くはなさそうだ。
「誰ですか。これって犯罪ですよ!?」
「君は高校生だったんだね…。店で見たときから若いとは思ってたけど…」
にやにやとしながらわたしの頬を撫でてきた。
「あぁ。叩いちゃってごめんね、腫れちゃったね…」
「は、離してください」
