孤独姫






「何年ぶりだろー」


「小学生以来ですかね」


「だろうな」


「……初めて」


「「「えっ?!」」」


樹音たちが
倉庫に戻ってきてから
場所を決めるまではすぐだった


『遊園地行こうよー』


遥のこの一言だった

遊園地に行ったことがない私は
遥の意見に賛成した


『舞里(ちゃん)が言うなら』


と他も
賛成してくれた
だから私たちは
平日の真昼間に遊園地に遊びに来た


「「にーにー」」


この可愛らしい双子たちも一緒に


「蒼(あお)、薫(かお)」


「「しゅごいねー、ゆうえんち」」


と目をか輝かせながら言った


たまたま
保育園が休みだった
樹壱の弟たちも
連れてきた


「蒼、薫、みんなに挨拶したのか」


「あかちゅき あおです」


「あかちゅき かおです」


「「きょうはよろちくおねぇがいしましゅ」」


…可愛いな


「悪いな弟たちもお邪魔しちまって」


「……大丈夫」


「人数多い方が楽しいしねー」


「遥よりいい子なので大丈夫ですよ」


「それどーゆう意味ー」


「そのままですよ」


とみんな
テンションが高い様子だ


「何に乗りたい」


初めて来た私には
何が面白いのか
よく分からない
だから、


「……任せる」