孤独姫






樹壱と話をして
とりあえず、
今日は寝るといった樹壱を
部屋に置いて
私は元いた部屋に戻った


「舞里、ありがとな」


「……何が」


「樹壱の話を聞いてくれて」


「……別に」


樹壱の話を聞いて
なおさら、離れないといけないと思った


「……寝る」


そう言い、
私は自分の部屋に戻った



早く離れないと
迷惑をかけてしまう




なぜなら………だから