だいぶ時間はかかったけど
やっと着いた


「…行こ」


「入って大丈夫なのか」


「……大丈夫」


と歩いていく私
付いてくる宗太

この学校では
人をさらったりしなければ
怪しまれることはない

まぁ、
この学校の生徒と歩いていれば
問題はないだろう

……もう転校したんだけどね


「……着いた」


校舎の中に入り
やっと着いた

私の教室

流石にまだ、机はあるな


「ま、舞里なの?!」


、、、この声は


「……夢里(ゆり)」


「ん、知り合いか」


「舞里、その人は誰」


言わなくてもいいよね…

私は自分の机に向って歩いた
そして机の中から
パソコンをとった


「舞里、、一緒に帰ろ」


「……行こ」


「ほいほい」


「待って!舞里、、、舞里ってば」


私は無視して
校舎から出て
倉庫へと向かった