気になったから聞いただけなのに
まさか柊たちのことだったとはね
「……そっか」
「驚かないのか」
「……興味ない」
「舞里ちゃんらしいねー」
「そうですね」
どうせ1カ月しか
ここに居ないんだから
深入りはするつもりはない
「詳しくは樹壱がいる時に話す」
私はその言葉に頷いた
「舞里ちゃん、明日から学校なので、制服を渡しておきますね」
と紙袋を渡された
中を見ると、
可愛らしい服が入っていた
「……ありがと」
「明日は朝から行きますので、ちゃんと起きてくださいね」
「……ん」
「そういえば、じゅん、舞里ちゃんの部屋はどうしますか」
「姫部屋開ける-?」

