やっと帰ってきた
2時間も
宗太たちのところにいたのだろう


…そんなに楽しかったのか


舞里は
俺たちといるよりも
宗太たちといる方が好きなのか、、


「……どうかした」


舞里に突然
声をかけられた


「なんでもねぇーよ」


俺がそう言った瞬間
遥と樹壱が
少し笑ったように見えた


「じ、じゅんじゅんが……プハァ、ハハ」


「さっきまで…プププハハ」


…後で殴ってやる


「舞里」


「……なに」


「次はもうちょい早く帰って来いよ」


と俺が言うと
ほんの一瞬だったが
舞里は悲しそうな子をした

すぐに元に戻り


「…分かった」


そう言ったんだ、、、



樹音said終