僕はまだ中3だった 族にも入っていなかったし ただの優等生だった じゅんとも そこまで仲良くなかった 遥と樹壱とは まだ出会う前のことかな 「慎くん、帰ろ」 この頃の僕には 可愛い彼女がいた 名前は綺沙羅(きさら) 最初は綺沙羅のことは 好きではなかった あまりにしつこいから 付き合うことにしたんだ すると 徐々に彼女にひかれていったんだ 「慎くん、新しくできたカフェ行こ」 今思えば こんな幸せが 長く続くはずがなかったんだ