二人して赤くなっていた。 「そろそろ送るよ」 先輩の言葉に頷き圭人にはお留守番してもらい家を出た。 「……星今日は綺麗に見えますね」 なんとなくの沈黙がちょっと辛くて話をふった。 「香澄ちゃん。」 急に立ち止まって私の方を見た先輩は見たことないほど真剣な顔をしていた。 「また、何かされたら頼ってほしい。すぐ呼んでほしい。すぐ駆けつけるから」 「先輩………」 こんな優しすぎる人好きにならないわけない。 どこまで人を好きにさせたら気が済むんだこの人は。