私の向かいに座ってる2人が優しく笑っている。 「私…さみしかったんだ」 止まらない。涙が。言葉が。 「姉とは家で会うことできなくて父親は出ていったって、母親は毎週1回はお腹を…ッ」 「香澄ちゃん!」 先輩が立ち上がって私の横から抱きしめてくれた。 圭人は私のメガネをとって涙を拭ってくれた。 「私がお姉ちゃんみたいにいい子じゃないから…何もできないからッ」 「何もできないことなんてない。お姉さんと比べられる必要もないんだよ」 なんで…… 私なんかに優しくして………