「私は何度も助けてもらいました。さっき暗闇の中にいた私に光が差し込んで声がしたんです。」 香澄って呼ぶけど圭人でもお姉ちゃんでもなかった。 「先輩が私の名前呼んでくれました。"ちゃん"つけなくても、あぁ先輩だって」 先輩泣いてる……。 少し泣き虫な先輩だなぁ。 するとそっと抱きしめられた。 「香澄……」