「ちーちゃん、テレビつけていい?」

「ああ」

ふんふんとハミングしながら

テレビをつける凛の横に座る。

「飲み物とってこよーっと。
二人もいるよね?」

「あ、ありがと」

そういうとキッチンの方に行った凛。

え、えーと、

「千紘、さっきの子って?」

彼女、ではなさそうだし。

友達?うーん、それも違うような……。

「……俺のストーカー」

「え?」

「だからストーカー」

ぶっきらぼうにそう言う千紘に目をパチパチ。

ストーカーって……。

あ、もしかして……!