こんなの心臓もちません!

「結良、私たちが海外に行ってる間、ここのお家でお世話になりなさい」

「え!?!?」



翌日。

「ごめんね〜!わざわざ来てもらっちゃって」

「いいのいいの!
女の子がうちに来るかと思うともう待ちきれなくて!
結良ちゃんも大きくなったわね〜!
私のこと覚えてる?」

「あ、はい!
紗里さん、これからお世話になります」

昨日反発をすっぱり諦めた、

というより諦めさせられた私は

微笑みながらそう挨拶。