こんなの心臓もちません!

凛はなんとなく、って答えたけど、

なんだかすごく、胸に残る質問だった。

『ちーちゃんのことが好きなの?』

……ありえないよ。

意地悪で傲慢で、女の子にもあんなに冷たいんだよ?

好きになんてなるわけが……。

そう思っていると、ドタドタと家をあがる音がする。

凛?と思って顔をあげると、

「ち、千紘」

機嫌わるっそう……。

「先に逃げてんじゃねーよ」

「に、逃げてなんかないよ、千紘のお客さんでしょ?」