こんなの心臓もちません!

「……へー。
……気に入ったなら誠也と使えば?」

「えっ?」

振り向くと、そっぽを向いている千紘。

な、なんで誠也くんなんだろう?

っていうか私なんかがおこがましいでしょ。

「え、えーと、やめておく」

「……あっそ」

そう言ってまたいろんな雑貨を見ていると

思ってたより長い時間が経ってしまって

結局何も買わずにお店を出る。

「よかったのか?」

「うん、今日は持ち合わせもなかったし」

これ以上待たせるのは

さすがに申し訳なかったし。