こんなの心臓もちません!

「入りてぇの?」

「うーん……」

入りたいけど

千紘は興味なさそうだし、

『……早くしろよ』とか絶対言われる!

「見るだけでもいいだろ。ほら」

そう言ってドアを開けてくれる千紘。

「あ、ありがと」

「ん」

そう言って店内に入ったけど、

……なんか、ドキッとした。

普段の意地悪なイメージからすると

レディーファーストとか絶対ないと思ってたし、

ましてやこんな女の子向けの雑貨屋さんに

付き合ってくれると思わなかったな。