「……えっ、なんで膨れてるの?」

「だって子どもだって言いたいんでしょ?
いいですよー別に」

「そういうとこもお変わりなく」

クスッと笑いながらそういう凛に

もういいよ〜といいながら階段を上がる。

「はい、到着。
今日からここが結良ちゃんの部屋ね」

そう言って開けられた部屋は

前に来た時にも使わせてもらった大き
な部屋。

私の部屋の2倍は普通にある。