お礼を言いお風呂の場所を教えてもらった。


こんな迷惑かけていいのかな?


でも、今は家に帰る勇気もないから感謝して泊めていただこう。





お風呂場で自分の全身が鏡に映る。


「キライ」


私はこの顔が嫌いだ。


私という存在も嫌い。


何もかも好きになる事ができない。




私は生まれちゃいけなかった。


存在価値のない人間なんだ。