それでも
「あんたに何がわかるの?私1人どうなったって誰も困らない。
私が消えたって誰も気付かない!!」
こんなのただの八つ当たりだ。
八つ当たりをされて嫌な思いをしてきたのは自分なのに、今やってしまっている。
最低だ。
そうだ。私は最低な人間なんだ。
「あぁ。分からねぇよ」
「だったらどうして、どうして私に構うの!?放って置いてよ…
お願いだから」
涙が止まらない。
あれ?私に涙なんてあったっけ?
とっくに枯れたはずなのに…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…