「ねえ、もうひとつ奇跡が起きてるの。 あたしの車はもうめちゃくちゃなんだけど、このワインは平気みたい。 これってアレじゃない? 神様がお祝いをしなさいってことなのよ!」 女はワインをその場で男に手渡すと、男はうなずき、キャップを開けて半分飲み干し、女に返した。 女はワインを受け取るとすぐにキャップを閉めて男に再度渡した。 男「どうした?きみは飲まないのか?」 女「うん...。もうすぐ警察が来るから...。」 解説 全ては、男を「飲酒運転」の罪に追い込むための作戦だった。