ある日、男は殺しの現場の被害者の声を聞けるようになってしまう。 そのどこかで殺されてる声が何日か毎に頭に入って来る。 しかも男がその声を聞くたびに新聞に声と同じ内容の殺人事件が載っている。 そしてまたある日、今度は犯人の声が聞こえるようになる。 犯人は最後に、男の存在に気付いた。 「この事を誰かに話したら殺す」 男は恐ろしくなって家に引き篭もり、会社も辞めてしまう。 心配で家に来た友人に男は安心感から全てを話す。 友人と考えた末、警察に行く事にした。