すると3分後、またインターホンが鳴りました。
同じ女性でした。
気味が悪いのでやはり返事をせずにいると、また帰って行きました。
夕方になり、晩ご飯の材料を調達するため外にでようと玄関のドアを開け、鍵をしめようとすると、郵便受けに透明のセロハンにくるまれた一輪の花がささっているのを見つけました。
少しぐったりしている花でした。
その花が菊の花であり、仏花であることに気がつき、徐々に事の重大さを理解し、怖くなりました。
どうして!?なんで!?とパニックになっているうちに、昼に尋ねて来た女性のことを思い出しました。
彼女は誰なのでしょう。