────── ─── ─ 「…そっか。お家の事情で…。」 「うん…。 ホントにさぁ。一年間旅行とかふざけてるでしょ。」 「アハハ。 でも、女手一つで育ててくれたお母さんなんでしょ? ちょっとの休暇もいいんじゃないかな。」 「………。」 「……あ。 ごめんね!なんか、偉そうに……。」 「いや、なんか……。 確かにそうだなって思って…。」 なんだか…。 今めっちゃジーンときたんだけど。 本家より心に響いたぜ。