「…別に嫌じゃないんだけどさ…。」 あたしが話してくれたことがそんなに嬉しかったのか、 皇くんは目をキラキラさせた。 「うん! けど、何?」 「………ん〜〜…。 じゃあさ、ルール決めよ! ルール!」 「ルール?」 「そうそう! やっぱり一緒に住んでいくうえで、そういうの必要だと思うんだよね!」 「いいけど、どんなルール?」 ……そう言われると……。 そうだなぁ。