誰が悪いとかじゃない。 ただ、この世でのたくさんの想いが、すれ違ってしまっただけ。 「……そろそろ帰ります。夕飯の時間もあるし……。」 長い間話していたから、あんなに明るかった空も、今は真っ暗だ。 きっと湊が家で心配している。 そう思い、あたしは座っていたベンチから立った。 その時……