────頬に、涙が伝った。






「み、なと……。」




「……四つ目の命令。

お母さんと、話してくること。」




「うん………うんっ。」






あたしを縛っていた何かが解けた。



そんな感じだった。




大丈夫。怖くない。大丈夫。