「じゃあテストの順位も見たことだし!

お昼を食べに行きますか!」



「「「はーい。」」」




レオン君の掛け声に、やっぱりあたしたちは返事をする。



このなんてことのない日常が、実はあたしの一番の幸せだったり………ね。









……このときは誰一人気づかなかった。


少しずつ、運命の歯車が狂い始めていることに……。