「……ん。」 目が覚めると、見慣れない白い天井が最初に目に入った。 ゆっくりと起き上がる。 「……あたし、なんで…。」 たしか、球技大会でバスケをしてて、それで中学の時と同じようなことを誰かに言われた。 そこまでで記憶が途切れている。 あの人は……誰だったっけ。 たしか、あの人は…………。 ガララッ 「…あっ! 気がついた?」