「でもさ、なんか皇くんと千葉くん、同じチームなのにパスとかしなくない?」 言われてみればそうだ。 湊も千葉くんも、他のメンバーにはパスを出すのに、お互いにはパスをしようとしない。 「でも点がどんどん入ってくね。 あの2人がすごく活躍してるからかな。」 ピーーーーッ そこで試合が終了した。 25対48で、圧倒的に湊たちのチームが勝った。