あたしの中学のことは、家族しか知らないはず。



「何でって……。覚えてない?あたしのこと。」



「…えっと…ごめんなさい。」



「まあいいわ。あんまり話したりもしなかったしね。

私、あなたの中学校でカウンセリングをしていたの。」



カウンセリングの……先生…?



「……あっ!

えっ!?美咲さんっ?!」



「ふふっ!思い出した?」