MOON WOLF

みんな寝ているのか、家が真っ暗だったので

私は音をたてず、私が寝ていた部屋に行った。

後で聞いたが、ここはどうやら愛斗の部屋らしい。

しかし、こんな私の気遣いも虚しく愛斗はドカドカと音を立てて部屋に来た。

溜息をつきそうになるが、みんな起きてないようだし寸でで止めた。

その後、愛斗に「風呂いけ」と、言われ言われた通りお風呂に入った。

パジャマは前にも貸してもらった愛斗のスウェット。

私はこのスウェットが大好きなのだ。

愛斗の臭いがして、愛斗がいつもそばに居る感じがするから。

とても安心する。

私は愛斗がいる部屋に戻った。

すると、愛斗はベットを背もたれにし居眠りをしていた。

愛斗…

疲れたんだね。ごめんね。

私は愛斗の隣に座って顔を覗き込んだ。

「愛斗…ごめんね。…」

俯きながら言った。別に聞こえてなくていい。

私は愛斗の銀髪に手を伸ばした。

窓から入る月明かりに照らされ綺麗に透き通り光っていた。

「綺麗…」

自分で染めたのかな?…いつもスゴイにあっているこの銀髪。

ひとしきり愛斗の髪をいじると私は床に毛布をたたんで置いた。

そしてそのまま愛斗の体を横に倒す、その上から布団をかけた。

本当はベッドに上げたいけど無理そうなので、毛布作戦にしたのだ。

上手くいったみたいで気持ちよさそうに眠る愛斗。

私はどこでも寝れる体質なので、愛斗の横でなんにも敷かずなんにもかぶらずねることにした。

私の体質は便利で、やはりものの30秒で寝ることが出来た。










私は、愛斗がずっと寝た振りをしていてこの後私をベッドに乗せ寝直したのを朝知るのであった。