MOON WOLF

沈黙が流れる…

私はついに切り出した。

「あのね…ちゃんと言うね…」

「私のこと、ちゃんと話すね。」

私がそう言うとみんな、真剣な顔になった。

愛斗は私の隣に座って肩を抱いてくれた。

私は話した。ゆっくりだったけれど…

私はいらない子_____

ママとパパが別居した____

パパに襲われた、どうなたったかは覚えてないけど

汚れてしまった______

みんなは終始、声も出さず、静かに聞いてくれていた。

私は話しながら泣いてしまっていたみたいで、

「無理すんな」

そう言って愛斗は奥の、最初に連れてきてもらった部屋に私を連れてきてくれた。