MOON WOLF

「あ、そういえばなんで高月と四人が知り合いなの??」

ほんとにそれが謎だ。

「あ、だって遊はMOON WOLFの副総長だからね」

「え?!!!!!」

「っるせえよ」

「高月!あんたそうだったの?!」

まさか高月がMOON WOLFに入っていたなんて…

でも、たしかに中学の時から髪型や態度やその他もろもろ問題児だった気もしなくもない。

「別にいいだろ、俺が何してようが」

ラーメンをすすりながら言った。

「てかお前、どうやって愛斗と知り合ったんだよ」

次は高月から質問が飛んだ。、

「え…と」

どうやってって…

それは私が家から飛び出した時…

まだ言いたくない…せめて家で話したい…

「もう喋んな遊」

そこに愛斗が助け船をくれた。

「はあ?」

「高月…家で…ちゃんと話すから」

「…おう…」

この話題のせいで雰囲気が暗くなってしまった。

「マリア」

「え?」

「うまいか?」

愛斗が優しく聞いてくれた。

「うん!」

ほんとに、愛斗言うとうりにしてよかった!

「醤油ラーメンあたりだよ!!」

ほんとに美味しい!

「そか」

愛斗は優しく頭を撫でてくれた。












そんなやり取りを、高月は寂しそうに見ていたなんて私は1ミリも知らなかったんだ。