そんな子たちに囲まれて過ごす私を
何処か遠くで見つめる私。


「…。」


なにいってんだろ…
私気持ち悪っ
とか思いつつ制服に手を通す。

今までセーラ服だったせいと
新しくてまだ馴染んでないせいか
違和感が多少あるけど
制服は結構可愛い


「かなめ〜
早くご飯食べてねー」

「お母さん!!
なんで起きてる珍しい」


お母さん近くにある
レストランが閉店したあと開店する
BARで働いてるから、朝帰りが普通だし
あんま起きてることが少ない


「今日は今帰ってきたの
ほらはやく」

「そーなんだ!
おっけーありがと」


よかった結構時間ギリギリだったから
作る時間はぶいたら
時間余裕できそう


「んー
やっぱお母さんの卵焼きの甘さ最高!」

「でしょー
売りもんですから」