やられた…
この天然小悪魔め

俺より経験値ない癖に、不意討ちのキスとか、超ヤバい…乃愛…敵わないよ…

席に戻ると 乃愛は小西と話している

ちえっ…小西め 乃愛は俺のだぞ。
横目でチラッと見ると…

「俺は昨日、水瀬に告られた。そうだろ水瀬?」

と何やらニヤニヤして俺を見てくる

ムカつく…はぁ告る?乃愛
そんなの聞いてないよ俺…

「小西の事好きだから…って水瀬。言ってたし」

えっ…俺乃愛に好きって言われてない。
ガーン。ハンマーで頭を殴られた様な衝撃に 精神的にダウン…

「そうだね。私 小西は好きだよ、同期だもんね」

はぁ、そういう意味ね…
小西間嫌わしんだよ…
お前のはただのlikeの好きだろ?

乃愛…もぅ俺を翻弄させないでくれ…お前の言葉1つに一喜一憂してる俺は 全然いつだって余裕なんてないんだから…