やばい、嬉しすぎて死にそう…。
今の私の顔、絶対にやけてる。
早速、親友の凛に報告する。
「凛!みてこれ!!!」
「うっそ!やったじゃん!!」
2人でガッツポーズをする。
「みんな引いたか〜?席移動していいぞ〜」
私の学校は机ごとではなく、中身だけ移動するからすぐに新しい席に行ける。
でも待って、心の準備が出来てないというか…!
高瀬が隣にいるって思うと、授業集中できないし!
うぅ〜色々とやばいよ〜!!!
一人で悶々と考えながらも、足はそちらに進む。
そして、とうとう高瀬のすぐ目の前まで来た。
バチッと目が合う。
「あ…」
思わず声が漏れてしまった。
ど、どうしよう!
何か言わなきゃ!!!
