「次女子くじ引いてけ〜」
そんなことを思い出していたら、いつの間にか女子の番。
えっと…高瀬は9番だから…一番廊下側の後ろの席!!!
隣は13番と書いてある。
これは当てなきゃ!
13番13番13番…と、念仏のように心の中で唱える私。
目の前にはくじ引きの箱
まだ13番はでていない。
よし、がんばれ、当てるんだ。
ほいっ!
がさっと、箱の中に手を入れて、なんとなくこれだ!と思ったやつを引いてみる。
くじをみてみると、4つ折りになっていて番号がみえない。
うう、神様お願いします。
オラに力を…!!!
4つ折りになっているくじをゆっくりと開く。
チラッと、薄目でみてみると…
13
「う、うそ…」
やっっっったあああああああああ!!!
