「ピィピピィピピピィ」
アラームの音で目が覚める

いけない始業式だと思いながらも少し寝ぼける
星架。

そう、私は今中学三年生になる
宮本星架(みやもとせいか)
極普通な中学三年。裏モテと呼ばれている


告白されることが多いが私は必ず断っている



「あれ?遅いじゃんーまさか、遅刻ですか」
この声は私の幼馴染みの親友
上井星愛(うえいせいあ)

生まれた病院が同じで仲良くなったと聞いている。
だから名前も星がついてる。


「そう!寝坊しちゃって」

「星架らしい笑」



「おっ!セーフセーフ」

そうこの声は、私の好きな人

佐久間雄星(さくまゆうせい)

「雄星また遅刻したのかよ。俺は一番に来たぞ」
と大橋光星(おおはしこうせい)が言う


私たち4人は【星】が付く名前から
中学生になっていわゆるイツメンという形になった
誰でも名を知られるグループであり
クラスの中心的グループなのだ