城は幸せ過ぎて、頭がクラクラしてきた。
頭はクラクラしているのに、城のくちびるは翼の可愛らしいくちびるを求めている。
「翼、俺が理性を失くした狼になり下がってしまう前に、もう一度、ちゃんと言わせてほしい。
小牧翼さん、俺と結婚してください…
俺に温かいぬくもりと、人を愛するという最高の楽しみを教えてくれて、本当にありがとう…
俺の人生は、翼によって、真っ暗いに闇から虹が架かった青い空に変わったみたいだ。
翼、誰よりも愛してる…
だから、俺の事を捨てないでくれよ…」
翼は最後の言葉でクスッと笑った。
「絶対捨てないよ…
捨てるわけないじゃない…
だって、城がいなくなったら、私だって生きていけないのに…」
城は翼を力強く抱き寄せると、激しくでも優しくキスをする。
「もう、タイムリミットだ…
俺は、理性を失くした狼になり下がって、翼を襲ってしまいそう…」
翼は城のくちびるを軽く噛んだ。
「今日は、イブだから、許可する…」
そこから先の俺は、快楽の壺の中へと堕ちていく。
快楽の壺はきっと翼自身で、俺は翼の中で果てていく。



