「今丁度検査が終わったようなので病室の206号室にいらっしゃいます」
女の人がいつの間にか戻ってきていた
「あ、ありがとうございます」
少し早足で206号に向かう

白いドアを開けると
白いベットに座っている後ろ姿
「颯斗?」

「おお、都花!来てくれたんだな!」
彼がこっちを向く
彼の目には包帯が巻かれていて痛々しい