暑い日差しに照らされながら
早足で大きな建物に向かう


自動ドアが開いて1歩進むと涼しい風が
きて今まで暑かったのに
さぁーと、暑さが冷めていく

「あの、すみません。宮田颯斗って今時間大丈夫ですか?」
ロビーで髪をきちっと結んだ女の人に聞く
「宮田さんですか?少々お待ちください」

ぱたぱたぱたと離れていく