くそ…直美のヤツ…俺をとことん酷く書きやがった…

『新吾~続きお願いね~♪♪♪』

やけに機嫌いいじゃんか。

………俺のが…俺が…………地球外生命体…。。
『ち…地球外生命体ってなんだ!? 火星人みたいなタコ風のやつか?!?』

『た…例えだよ例え…』

俺を例えるなら火星人かよ!
俺のセリフなんだ?
『ナオミ。スキダ。』
てな具合かよ!

俺はUFOに乗ってきたのか?
くそ…許さん…。

『直美も少し崩れてもらうからな!』

『な…何よ…崩れるって…私、厚化粧じゃないからね…』

違う。この小説の中で、お前には…なおぴょんに変身させてやる!

『いいや♪違うよ♪見てのお楽しみだな♪』


『変な事企んでるな…。携帯私の。返して』


………てっ…テメェ………きたねぇぞ!

くそ…直美の寝てる隙に書いてやる。

『わかったゴメン。俺、今日寝ないで書くから直美、先に寝てな』

『今日、携帯持って寝る』


こ…こんにゃろ~。