『直美~実家の所、空欄になってるぞ?』

『あー新吾に任せる』

――――30分後。


『出来たぞ~みてくれ』


どれとれ。

……………な……なんだこれは………。

新吾がイケメン過ぎて、私の、お母さんがプロポーズしてきた!?

なになに……お父さんも新吾のカッコ良さに惚れてホモに目覚めた!?

なんだこのストーリー…
『ちょ…ちょっと!真面目に書いてよ!何で私の両親が………』

『俺は真面目に書いたよ……ダメか?』

あったりめぇだろ!

『当たり前でしょ!もう私が書く!』


全く!お父さんも、お母さんも呆れてたよ…最初なんか…。。


『わかったよ…ちゃんと本当の直美を書くんだぞ?』

『誰かさんと違います』

『直美、プロフィールに体重書いてなかったな』

ぐっ………この…。。

私は…軽いわよ…風で、流されるくらいね…。


そうよ…。嘘なんて…。