子供の頃に体験した怖いというより不思議な話。

俺が子供の頃小さな村に住んでて、どこにでもあるような小学校に通って、常に五人組のグループを作って遊んでたんだ。

毎日すげぇ楽しくて、たまに夜の11時とかに帰ってきたりして滅茶苦茶怒られたり。

確か男は俺含めて4人、女は1人。

女の子はそこそこ可愛くて、 グループの中でもみんな多分狙ってたんだと思う。

ある年の年末に、俺たちは皆で年を越そうってなって、ひとりの家に集まってたんだ。

うちの親は結構過保護で外泊とか許してくれないんだけど、その時は珍しく泊まるのを許してくれた。

必死にどう説得するか考えていたのに少し拍子抜けだった。